映画『イエスマン』が伝えたいこと3選！なぜ怖いと言われるのか？

映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』についてです。

2008年に公開、アメリカでヒットしたヒューマンコメディです。

本記事では、

• なにを伝えたいのか
• 怖いと言われる理由

についてまとめてご紹介いたします。

映画『イエスマン』作品情報

映画『イエスマン』主な登場人物(キャスト)

• カール・アレン(ジム・キャリー)……本作の主人公。銀行員。
• アリソン(ズーイー・デシャネル)……本作のヒロイン。シンガー。

映画『イエスマン』とは？簡単なあらすじ紹介

映画『イエスマン』伝えたいこと3選！

伝えたいこと1. 人とのつながりが人生を豊かにする

映画『イエスマン』が伝えたいことは、

「人とのつながりが人生における最大の財産である」

ということです。

カールが「イエス」と言い続けた結果、これまで避けていた人々との交流が始まります。

特に映画の中では、歌手であるアリソンとの恋愛がカールの孤独を埋めました。

彼が他人と関わり変化する様子は、観客に「人とのつながりが自分自身も豊かにしてくれる」というメッセージを伝えてくれています。

伝えたいこと2.新しい経験が自己の成長につながる

伝えたいこと2つ目は

「新しい経験が人を成長させる」

ということです。

カールは「イエス」の誓いに従い、次々と新しいことにチャレンジしました。

ギターを習ったり、韓国語を習ったり、飛行訓練したり、バンジージャンプへの挑戦などです。

カールのように新たな知識を身につけることで、人は深みを増し、より魅力的な人物になっていきます。

しかし現実世界では、大人になるにつれ、小さな障害を大げさに捉え二の足を踏みやすくなることが多いです。例えば年齢などです。

「世界は遊び場。みんな最初は知ってるのに、大人になる途中で忘れちゃう」（アリソン）

映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

常に新しい場面にオープンでいることは、自らの可能性を広げます。

『イエスマン』は、挑戦し続けることで得られる価値を伝えてくれています。

伝えたいこと3．「イエス」と言うことが目的ではない

「すべてにYESと言うことが目的ではない」

という教訓も伝えてくれています。

映画では、カールは「イエス」と言い続けることがすべての解決策だと思い込んでいました。

そのせいで、最終的にトラブルに巻き込まれることになります。

最愛の人アリソンとの関係も台無しになりました。

なにがなんでも「イエス」と答えることはリスクを伴います。

例えば、アリソンが“橋から飛び降りて”というシーンがありますが、カールが「イエス！」と飛び降りたらその先に待っているのは悲劇です。(※カールは機転を利かせてバンジージャンプしました。)

あくまでも、生き方をポジティブに変えるはじめの一歩として、「YES」と答える勇気を持つことが大切なのです。

怖いといわれる理由！セミナーが伝えたかったこと

映画『イエスマン』が「怖い」といわれる理由について「宗教」の存在があげられます。

頑なに「イエス」の誓いを守るカースの姿は、まるで「洗脳」されたかのような印象を与えます。

ただし、本作で登場するセミナーの代表・テレンスが伝えたいのは、表面上ではなく、根底にある「イエス」でした。

「分かってるよ。なんにでもイエスって言うだけだろ？」（カール）

「そういう問題じゃない。まぁ、最初はそんな感じだ。それはイエスに身体を鳴らすためだ。だがそのうち、義務からではなく、誓いからでもなく、心の底から言えるようになる」(テレンス)

映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』

ラストシーンで全裸になっているセミナー生たちは、まだ本質を捉えていないと言えます。

最終的に自分の意志で積極的に動けたら最高です。

前向きになる切欠を与えてくれる言葉「イエス」は、“人生のパスワード”です。

映画『イエスマン』が伝えたいこと・怖いといわれる理由まとめ

本記事では映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』が伝えたいこと・怖いと言われる理由についてご紹介しました。

もう一度まとめると、

• 伝えたいこと……人とのつながりが人生を豊かにする、新しい経験が人を成長させる、「イエス」と言うこと自体が目的ではない
• 怖いと言われる理由……一見、宗教のようだから

となりました。

ついつい消極的になってしまう場面に直面したとき、

そんな時に『イエスマン “YES”は人生のパスワード』を見ることで、ポジティブになる勇気を貰えるでしょう。