おかえりなさい!
映画『トップガン マーヴェリック(2022)』についてです。
本記事では、
- 敵機のデザインが日の丸に見えるけど、日本と戦っているの?
- 敵国の正体は一体?
について分かりやすくまとめてご紹介しています。
気になる方はぜひご覧くださいませ。
映画『トップガン マーヴェリック』作品情報
作品名 | 『トップガン マーヴェリック』 |
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公開日 | 2022年5月27日(日本) |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分(2時間11分) |
監督 | ジョセフ・コシンスキー |
主演 | トム・クルーズ |
考察1:敵機に日本の日の丸?なぜ?
結論からいうと、敵機は日本ではありません。
「敵国が日本なのでは……」
と噂になる理由については、映画『トップガン マーヴェリック』の第5世代戦闘機の翼の先のデザインが、
“赤い日の丸”に見えるからです。
(模型の素敵な画像をお借りしました。)
映画『トップガン マーヴェリック』で飛んでいる敵機を遠目から見ると“赤い日の丸”に見えますが、
実際には“鳥”のようなマークだということが分かりますね。
考察2:敵国の正体は?
どこでもない、架空の敵国です。
現実世界では、アメリカはどの国とも戦争していません。そのため、意図的に「架空の敵」にしたことが伺えます。
……映画といえども、自国が敵国だったら、なんだか気になってしまいますよね。
考察3:敵国のイメージに近い国はどこ?
最後に、敵国のイメージに近い国の候補として2つご紹介します。
モデル1:ロシア
ひとつめの国は、ロシアです。
「MiG-28」という名前は、1986年の映画『トップガン』に登場した架空の戦闘機ですが、
MiGという名前は、ロシア(旧ソビエト連邦)の航空機メーカー「ミコヤン・グレーヴィチ設計局」(Mikoyan-Gurevich)の戦闘機に付けられることが多いようです。
例えばMiG-29やMiG-21などが有名です。
また、『トップガン マーヴェリック』においても、第5世代戦闘機のデザインがロシアの次世代戦闘機Su-57に似ていることで話題です。
さらに、映画『トップガン』が公開された1986年は冷戦時代でした。
※冷戦(1947年頃~1991年頃)……第二次世界大戦終結後、アメリカ(資本主義)とソ連(社会主義)の間で起こった対立。戦火を伴わないため「冷戦」と呼ばれた。
※ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)……15ほどの社会主義共和国からなる連邦国家。そのうちのひとつにロシアがあった。
因みに、MiG-28は敵機として登場しますが、
実際の撮影にはアメリカ海軍の協力によりF-5Eが使用されたそうですよ。
次世代戦闘機Su-57の代わりにはアメリカ軍の戦闘機F/A-18EやFスーパーホーネットなどが使用されたそうです。CGIも駆使しています。
これらのことから、少なくとも前作『トップガン』の時点では架空の国の敵機イメージがロシアに近いということが伺えます。
モデル2:イラン
ふたつめの国は、イランです。
イランはロシア製の戦闘機を使用しています。
1979年のイラン革命前はアメリカから戦闘機を購入していましたが、革命を機にアメリカとの関係が変わり、ロシア製の戦闘機を使用するようになりました。
この背景から、ロシア製のデザインに似た敵機を使用している架空の敵国はイランが近いともいえます。
ゼロから発想を得ることは難しいため、これらの歴史がインスピレーションを与えている可能性はあります。
が、あくまで、「敵機や敵国は架空の国(日本・ロシア・イランのどの国でもない)」というのが答えとなります。
映画『トップガン マーヴェリック』の敵機は日本なのか・敵国ついてまとめ
本記事では、映画『トップガン マーヴェリック』の敵機や適国について考察してみました。
もう一度まとめると、
- 敵機に日の丸?……敵機には赤い鳥のようなマーク。
- 敵国は日本なのか?……敵国は日本ではない。架空の国。
- 敵国イメージに近い国はある?……ロシア・イランなど。
という結果になりました。
ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またどこかの作品でお会いできれば幸いです。