『ゴジラ-1.0』最後の典子の首のあざは?なぜ夫婦じゃダメなの?やったか考察

『ゴジラ-1.0』最後の典子の首のあざは?なぜ夫婦じゃダメなの?やったか考察

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映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』についてです。

本記事はネタバレあり考察です。

映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』作品情報

作品名『ゴジラ-1.0』(ゴジラマイナスワン)
公開日2023年12月1日/アメリカ
2023年11月3日/日本
制作国日本
上映時間125分(2時間5分)
監督山崎貴
(映画『ゴジラ-1.0』概要)

映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』の主な登場人物・キャスト

  • 敷島 浩一(しきしま こういち):神木隆之介……本作の主人公。
  • 大石 典子(おおいし のりこ):浜辺美波……ヒロイン。
  • 明子(あきこ):永谷咲笑……典子の連れ子。
  • 太田 澄子(おおた すみこ):安藤サクラ……敷島の近所に住む女性。
  • 水島 四郎(みずしま しろう):山田裕貴
  • 野田 健治(のだ けんじ):吉岡秀隆
  • 秋津 淸治(あきつ せいじ):佐々木蔵之介

タイトル『ゴジラ-1.0』の「-1.0(マイナスワン)」の意味は?

タイトル『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』は、

という意味があるそうですよ。

最後、典子に現れた首の痣の意味は?考察

若い女性の首元

典子は、銀座へのゴジラの襲撃によって、凄まじい威力でふっ飛ばされてしまいました。

正直、あの状態で生き延びているのはあり得ない……と殆どの方が感じたのではないでしょうか?

しかも、ほぼ無傷(?)。

かくいう山崎貴監督自身も、“あの状況で典子が生き残るという結末”に疑問を覚え、最後の最後に手を加えた……という裏話があるそうですよ。(笑)

G細胞(ゴジラ細胞)とはなにか?

過去のゴジラシリーズでもそのように取り扱われており、本作でも、ゴジラの驚異的な再生力がアピールされているシーンがありました。

典子は本来なら亡くなっていたところ、ゴジラ細胞のお陰で一命をとりとめたといえます(感動)。


冒頭で、主人公もゴジラ細胞を取り組んでいる可能性もありそうですね。

なぜ典子と敷島は夫婦じゃダメだったのか?考察

おそらく、「特攻隊の覚悟」「主人公・敷島浩一の成長」を描くためと思われます。

1.特攻隊の心理・覚悟を描写するため

冒頭で腰抜けだった敷島が、なぜ勇敢になったのかといえば、「典子」との出会いがあったからです。

かつての「特攻隊」も、本来なら生きて帰りたかったはず。それでも従ったのは、守りたい存在があったからにすぎません。

特攻隊が特攻するところ

冒頭の敷島にはそれがありませんでしたが、典子を通じて変化します。

怖れよりも「敵討ち」「子の未来」にかける想いが上回った瞬間なのでしょう。

2.主人公の成長を描写するため

わだつみ作戦の前、「脱出装置」が仕掛けられていることを知らされた敷島が、

秋津から「明子の元へ帰れよ」と言われたとき、スルーしています。

それは、“脱出が100パーセント成功するとは限らない”――と主人公が理解していることを示しています。
曖昧な約束はしたくなかったのでしょう。

そして、見事「特攻」をやってのけたのだ。

素晴らしい成長ぶりですね…!

やったか?考察

特攻隊が特攻するところ

典子と敷島のふたりは、夜の営みをやったのでしょうか?

正直、本作を観るだけでは、なんともいえないところですが、

それぞれの可能性について考察してみました。

1:やってない場合

  1. 敷島は典子に「赤子を拾えるほどお金ないだろ!」と叱っていた。
  2. 「自分のなかで戦争が終わってないから」という理由で、典子を妻に迎えるのを避けていた。

確実な避妊方法はないし、子が増えればさらにお金がかかります。

これらのことから、やってないといえそうです。

もし、やることだけやっていたら、印象としては“マイナスワン”になりかねません。

やってない場合

  1. ふたりは相思相愛だった。
  2. 人間は危機的状態になると子孫を残そうとする。
  3. 銀座の街中で逃げるシーンは、典子がお腹を押さえているようにも見える。

とはいえ、本能を抑えきれずやったかもしれないですよね。

もし赤子がお腹にいたとすれば、ゴジラ細胞の影響を受けた子が産まれてくるのでしょう。

そうでない場合は、典子自身がゴジラ細胞により苦しむことになりそうです。

敷島も葛藤で苦しむことになります。

尾を引く結末となりましたね(興奮)。

映画『ゴジラ-1.0』最後の典子の痣(あざ)について考察まとめ

本記事では映画『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』について考察し、ご紹介しました。

もう一度まとめると、

  • 最後の典子の痣(あざ)
    ……ドラゴン細胞。
  • ドラゴン細胞(G細胞)とはなにか
    ……再生力がある。
  • なぜ夫婦じゃなかったのか
    ……「特攻隊の覚悟」「主人公の成長」を描写するため。
  • やったか
    ……なんともいえないが、やっていない可能性のほうが高いと考察。

となりました。

典子が生還して嬉しい反面、その後を考えるとホッとしてもいられないですね。

もし続きがあるなら目が離せません。

またどこかの作品でお会いできれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

どうぞゴジラにはお気をつけて。

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この記事を書いた人 Wrote this article

白うさぎ

白うさぎ

趣味は読書と一人映画。 好きなジャンルは「アニメ・ファンタジー・サスペンス」です。シナリオライターの経験あり。