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映画『ベイマックス(2014)』についてです。
日本人の男の子が主役とされたディズニー映画です。
愛くるしいベイマックスは、国内でとても人気がありますよね。
本記事では、
- ベイマックスの正体、できること
- 最後の意味(チップ、フレッドのラストシーンなど)
- ヒロの兄・タダシについて(生きてる?無駄死に?死因は?)
- その後
について考察し、分かりやすくご紹介しています。
ベイマックスについて気になる方は、ぜひご覧くださいませ。
映画『ベイマックス』の作品情報
作品名 | 『ベイマックス』 |
---|---|
公開日 | 日本:2014年12月20日 アメリカ:2014年11月7日 |
制作国 | アメリカ |
上映時間 | 102分(1時間42分) |
監督 | ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ |
脚本 | ジョーダンロバーツ、ロバート・L・ベアード、ダン・ガーソン |
映画『ベイマックス』の主な登場人物とキャスト
- ヒロ……孤独な天才少年。14歳。
- ベイマックス……優しいケア・ロボット
- タダシ……ヒロの兄。サンフランソウキョウ工科大学の大学生。
- キャス……ヒロとタダシの叔母。
- ハニー・メロン……タダシの大学仲間。
- フレッド……タダシの大学仲間。
- ゴー・ゴー……タダシの大学仲間。
- ワサビ……タダシの大学仲間。
- ロバート・キャラハン教授……サンフランソウキョウ工科大学の教授。
※サンフランソウキョウ……サンフランシスコと東京が融合された架空都市。最先端をいく科学者たちが集まる。
解説:ベイマックスの正体は?できることは?
ベイマックスの正体は、ケア・ロボットです。
あなたの心とからだを守ります。
- できること1:あなたの健康状態や血液型までスキャンできます。
- できること2:ふわふわボディであなたを癒します。
- できること3:両手にはAED機能があります。
- できること4:傷ついたあなたを治すための1万通り以上の治療法がプログラムされています。
- できること5:よちよち歩けます。場合によっては空気を抜きます。
- できること6:あなたとお話できます。
- できること7:あなたを優しく見守ります。
解説:タダシは生きてる?亡くなっている?
タダシは亡くなっている
タダシが生きてる説について考える観客もいるようですが……タダシは、物理的に亡くなっています。
なぜなら、アニメシリーズでキャラハン教授がその件について触れているシーンがあるからです。
キャラハン教授のその後について知りたい方はクリック!(ネタバレ)
キャラハン教授は、収容所で反省しています。
ヒロに娘を救ってくれたお礼も言います。
引用元:映画『ベイマックス』│Disney「誰も傷つけるつもりはなかった。でもわたしのせいでタダシがあんなことに……心の底からお詫びする。申し訳なかった」
本作でも、ヒロがキャラハン教授を問い詰めたときに認めていました。
おそらく、教授が「タダシの最期」をその目で見届けたものと思われます。生きている可能性があれば、「余計なことするから」と認める意味がないからです。
一方で、タダシは生きている
引用元:映画『ベイマックス』│Disney「タダシはここにいます」(ベイマックス)
一方で、ベイマックスを造ったのはタダシ。故人はいつでも胸にいるといいますが、ベイマックスの左胸にはロボットの心臓・脳といえるチップがあります。
ベイマックスはタダシの形見。
タダシは亡くなってからもヒロの心に生き続けているのです。
ベイマックスのチップにはタダシのフルネームが書かれており、まるでタダシがヒロのからだと心の健康を守ってくれているかのよう。
そういった意味では、タダシは今も生きているといえると思います。
考察:タダシの死因は不明
タダシの死因は「不明」です。
作中では、具体的な死因については明らかにされていません。タダシは、教授を助けるために、大学(火事)に戻っていったところまでは明らかですが、どういった仮定を踏んで亡くなったのかは、観客の想像によるところです。
火事の煙による中毒死かもしれませんし、火傷かもしれません。ひょっとしたらキャラハン教授の手にかけられたのかもしれません。
考察:タダシは無駄死にした?
タダシは無駄死にしたのでしょうか?
わたしはそうは思いません。タダシは無駄死にではないと考えます。
ヒロの兄・タダシの最後のセリフ
引用元:映画『ディズニー映画』│Disney「助けにいかないと」(タダシ)
は、ヒロの心に強く刻み込まれます。
その結果、ヒロはタダシの作ったケア・ロボット「ベイマックス」を改造し、多くの人を救うのです。
もしタダシがあの日な亡くなっていなければ、ヒロはケア・ロボットに守られるだけで、世間のヒーローとして人々を救うことにはなっていなかったことでしょう。よって、無駄死ではなかったといえます。
最後、ベイマックスが蘇ったのはチップが無事だったから
AIだから、身体が壊れても心臓(チップ)が無事なら再生可能だからです。
ヒロたちを押し出す前に、ベイマックスは心臓(チップ)を手のひらに隠し持ちました。
AIなので、感情面からではなく、“ヒロの心とからだを守るため”にやったといえるでしょう。
解説:ベイマックスはいつチップを握っていたの?
ヒロが出口の方をよそ見していたときです。
そのあと、ベイマックスはヒロに「あなたたちを返す方法がひとつあります」と声をかけ、拳を固めてセットしました。
考察:なぜベイマックスはチップについて告げなかったの?
なぜベイマックスが予めチップについてヒロに告げなかったかといえば、狙い通りにいく可能性が100%でなかったからだと考えます。
もし、期待させてうまくいかなかった場合に、余計に辛くなるからです。ヒロの心を守れません。
ヒロはあのタイミングで「ベイマックス、もう大丈夫だよ」と覚悟を決める必要があったのです。
考察:フレッドの最後のシーンの意味は?
フレッドの父親がヒーローだったという意味です。
恐らく、フレッドの父親が留守にしていることが多かったのはヒーロー活動のためで、
フレッドのヒーロー好きも遺伝だったのだと理解が進むシーンです。
フレッドの家がお金持ちな理由も、国からの報奨金があるからなのかもしれませんね。
因みに、
引用元;映画『ベイマックス』│Disney「俺なんて半年も洗濯していない。パンツ一枚で4日もつ。
まずは前向き。そして後ろ向き。裏返し前向き。裏返し後ろ向き」(フレッド)
という台詞で、フレッドが女の子たちから煙たがられるシーンもありますね。
それも父親からの教えでした。
ラストシーンで再開したときに合言葉のようにしているからです。
父親がヒーロー活動をするなかで身に着けた生活術なのでは……と想像すると面白さが広がります。
因みに、エンドロール後にのフレッドと父親のシーンが挿入された理由としては、その後、ヒロたちがヒーローとして活動することになった切欠をチラッと見せてくれているのだと思います。
その後は?
その後は、ベイマックスと大学の仲間たちと共にヒーローとして戦います。
因みに、正体は隠したままです。
ヒトの兄・タダシはベイマックスが世の役に立つと信じて造りあげました。
その想いを引き継いだことになります。
ベイマックスの正体や最後の意味は?タダシ生きてる?などまとめ
今回はディズニー映画『ベイマックス』について考察してみました。
その結果、
- ベイマックスの正体は?……あなたの心とからだを守るケア・ロボット
- できることは?……対象者をスキャン・AED機能・対象者をあらゆる方法で癒すなど。
- 最後の意味は?……ベイマックスがチップ(脳)を片手に潜めていた・フレッドの父親はヒーローだった、フレッドが仲間たちを巻き込んだ。
- その後は?……ヒロたちはヒーローとなる。
- ヒロの兄・タダシ生きてる?……物理的には亡くなっているが、ヒロたちの心に生きてる。
- 無駄死にした?……無駄死ではない。
- 死因は?……火事の爆発によるもの。
となりました。
ベイマックスの声質は男性ですが、母性が溢れていますね。
ご参考になりましたら幸いです。
またどこかの作品でお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。